感性・潜在能力最大化ポイント!!!
コースマネジメントでの頭の使いどころは、スイングをどうするではなく、コースの攻め方とクラブ選択
ラウンド中に救済を受ける状況に遭遇すると思いますが、ルールを知っていれば正しい処置で損得なくプレーをすることができます。
ルールを知らないが故に、損をしていませんか?
【損も得もない】救済ルールを正しく知って、ルールの範囲内でプレーする
ドロップ範囲を過度に狭くし過ぎている
ドロップ範囲の基準となるクラブレングスは、ほとんどの場合、ドライバーの長さ
※クラブレングス:クラブの長さのこと
2019年のルール改正で、クラブレングスの定義が以下のように明確になりました。
1 クラブレングスや 2 クラブレングスの救済エリア を計測する場合に使用するクラブは、プレーヤーが そのラウンドのために持ち運んでいる最も長いクラブ(パターを除く)となります。
引用元 JGA 2019 年規則の主な規則の解説
ほとんどのプレーヤーは、ドライバーの長さがクラブレングスになると思います。
ルールは知識として頭の中に入れておく
遠慮することなく、ドライバーの長さを最大値で計測しましょう。ドライバーの長さ2つ分は、かなり広いエリアにドロップすることができます。
2クラブレングスの救済エリアのケースは、フェアウェイにドロップできるかもしれませんよ。
遠慮して、ラフにドロップしている人は、ドロップできる範囲をきちんと測ることをお勧めします。
これは、得ではなく、ゴルファー全員に平等なルールの範囲内です。
スポーツにルールは付き物です。ルールによって、プレーヤー全員が公平に安全に競技をすることができるのです。
ルール解説をしているYouTubeサイトはたくさんありますので、参考にして、しっかり勉強してくださいね。
ルールは4年おきに改訂されますので、最新のルールでお勉強しましょう。
狙いを定めてドロップする
膝からのドロップに変わり、”狙ったところ”にドロップしやすくなったと思います。
ライの良さそうなところ、スイングしやすいところ、スタイミーにならないところを目掛けてしっかりドロップしましょう。
スタイミー:目標方向線上に木などが邪魔になり狙いにくい状態
感覚的には、膝からのドロップは、狙ったところに70%ぐらいの確率でドロップできますね。
次のショットがストレスのかかりにくい状態でプレーができます。
救済を受けるのであれば、最大限の救済を受けてみましょう。
最大限の救済を受けると気持ちも切り替えられる
勝利を呼ぶこともある
・2017年全英オープン13番ホール Jordan Spieth
有名なアンプレアブルの処置です。狙いやすい場所、スイングが取れる場所にドロップした結果、このホールをボギーで凌ぎ、優勝を果たしました。ドロップした場所は、ドライビングレンジ。
・2021年全米プロ13番ホール Phil Mickelson
2打目をグリーン横の池に入れるも、ペナルティ後の処置でグリーンにドロップでき、ボギーで凌ぎ、最年長メジャー優勝を掴む。
(ルールは皆さん勉強して下さいね。)
救済ルールを正しく知って、ルールの範囲内でプレーする(損得なし)
ヒント1
最大クラブレングスを把握する。
ヒント2
狙いを定めてドロップする。
ルールに関してはこちらの記事も参考に👇
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