感性・潜在能力最大化ポイント!!
メンタルを良い状態に保つことで、無意識の内に身体に良い動きをさせる
2023年のマスターズ3日目は、とにかく天気が悪かったですね。
激しい雨の中でのプレーを見ていると、プロのメンタルもやられていました。
雨でメンタルをやられないためのヒントです。
雨の日は、考えることが増える、やらなければならいことが増える
雨の中のプレーでは考えることが増えて、メンタル削られる
ティーショット:キャリーもランも出ないので飛ばしたいと考える
雨の日は寒さと風の影響で、ボールが飛びません。
地面も雨で柔らかくなっているので、ランも出ません。
ついつい、2打目の残り距離のことを”考えてしまう”と、ティーショットで少しでも飛ばしたいと”考えてしまいます”。
そのため、無意識にボールを捕まえにいく動きが出て、引っ掛けやすくなります。
セカンドショットの残り距離が長くても、セカンドショットのクラブを変えれば良いだけです。
「ティーショットは飛ばす必要はない。」と自分に言い聞かせてショットに臨みましょう。
条件はどのプレーヤーでも同じです。
2023年のマスターズ3日目も、トッププロ達がティーショットを引っ掛けたシーンが幾度もありました。
雨の日でも、オーガスタナショナルのグリーンは、速いグリーンを保っていましたので、セカンドショットは短いクラブでないと、乗せられないと考えていたのではと想像します。
打ち急ぎによる引っ掛け
雨の中でのプレーは、何かとせわしないです。
いつもよりスイングが早くなって、引っ掛けが出やすいです。
雨の中、自転車に乗ると、急いで漕いで家に帰りたい心情と似たような感じでしょうか。人間は、ずぶ濡れになるのが本能的に危険と感じているのでしょう。
早く危険な状態から脱したいと思うのが人間の本能です。
フェースとボールの間に水が入るとボールが滑って、スライス
雨の日はスライスも出やすくなります。フェースとボールの間に水が入ると、ボールが滑ってしまうからです。
このことを知っていると、なおさらボールを捕まえておきたいと思う意識が働きます。
ティーショットの前に、フェース面を拭き、ボールが濡れないように、キャディーさんがティーアップしたボールに傘を差し、グリップも滑らないように、拭いて。
雨に日はやることが本当にたくさんあります。
ラフが重くなる
ラフは水を含んで重くなります。
長い芝に引っかかって、フェーズが閉じたり、開いたりします。
ライに合わせて、フェースの動かし方を考えないといけません。
雨の日のラフの難しさは、草の引っ掛かりの影響が逆になる時があるからです。
一般的には、
草に引っかかる → フェースが開く
ですが、
ネック(シャフトとヘッドの繋ぎ目部分)が草に引っかかると、
→ フェースが閉じる(返る)
バンカーも重くなる
バンカーも砂が締まって、重くなります。
距離感を出すのが、ただでさえ難しいのに、重くなった分の計算もしないといけません。
スピンもかかりにくいので、キャリーとランの配分も雨のコンディションで合わせて考える必要があります。
グリーンも重くなる
重くなるので、アプローチで突っ込んでいく必要がありますが、好天時のグリーンの感覚が残っているとそこまで突っ込むことができません。
パターも同様です。少し強めに打つ必要がありますし、曲がり幅も少し狭目に見る必要があります。
メンテナンスが良いグリーンは、あまり雨の影響も受けないので、早めに感覚を掴まないといけないです。
同伴者のボールのスピードもしっかり観察して、適応させていきましょう。
(まとめ)急かさせる気持ちを認識しながら、リズムを保つ
ヒント1
本能的に雨に濡れるのを嫌がり、急いでしまうことを知っておく。
ヒント2
距離を出そうとしない。
ヒント3
好天時とラフ・バンカー・グリーンの状況が違うので、早めに適応していく。
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